新しい時
出典: Suzutayu's「べネズエラの政治」
Un Nuevo Tiempo, UNT
スリア州知事、マヌエル・ロサレスの個人政党である。UNTCと略されることもあり、このCは "...contigo"(君とともに)であるらしいが、不明。
民主行動でキャリアを積んだマラカイボ市長マヌエル・ロサレスは、1998年の州知事選挙でフランシスコ・アリアス・カルデナスに敗れた。2000年に州知事に再挑戦するとき、ロサレスは民主行動を出て自分の政党を作った。それが「新しい時」である。
スリアはベネズエラで一番大きな州だが、2000年当時のロサレスはさほどの注目を集めなかった。彼の重みが増したのは、2004年選挙で再選した時である。この選挙では与党、チャベス派が大勝し、野党候補が勝った州はわずか2つ、スリア州とヌエバエスパルタ州だけだった。ヌエバエスパルタはとても小さな州なので、スリアを制したロサレスの地位がぐんと上がった。
ロサレスはその力を背景に、2006年の大統領選挙に打って出た。反チャベス勢力は若干の不協和音を出しつつロサレスのもとに結集したが、政党としての「新しい時」が他党を凌駕したわけではない。様々な不利な要素を抱えての選挙だったから、ロサレスが得票率4割以下で敗れたのは、仕方がない。地元のスリア州でもチャベスにわずかに及ばなかった。
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